LJL観戦記
はじめに
LJL 2019 Spring Sprit Week9 Day2 を観戦してきました.
LJLとは?はこちら. League of Legends(LoL)というPCゲーの日本リーグです. 現在,春季リーグ(Spring Sprit)が開催中です.
なお,このブログはLJLを観戦してきたよ,という体験を伝える意図のみに基づいて執筆しています.
LJLを必要以上に持ち上げることも,必要以上にけなすこともしませんが,それなりに持ち上げたりけなしたりしているように読める部分もあるかもしれません. ご容赦ください.
観戦記
前日
前日夜,いつものようにLoLをプレイしていると,大学時代の先輩が急に私にこう呼びかけてきました.
「明日,LJL見に行こうぜ,奢るから」
奢りならいいっすけどちょっと予定確認しますね,と言ってその話はそこで終わってしまいました. この時点ならまだ前売りが買えたかもしれません.勝ってないのでわかりません.
補足ですが, 前売りはよしもとのHPかAmazonの特設ページで買えます. 詳しくはLJL公式を読んでください.
当日朝
朝起きてから,マジで行くのかな,ということで今日の試合の情報を確認. 対戦カードは
- 20:00〜 RJ vs BC
- 21:15〜 V3 vs CGA
の2試合.
家が渋谷からちょっと遠いので,遅い試合があるならちょっとな,と思っていたのですが,この時間ならいけるなということで改めて先輩と相談.
チケットについては,この時点で
- 前売りはすでに買えない
- 当日券があるかどうかわからない
という状態でしたが,とりあえず当日券があることを期待して行ってみることに.
会場へ
先輩より早く着いたので,まずは会場への経路を下見.
会場は渋谷駅から徒歩で5–10分の距離,とあるビルの1階と地下1階をぶちぬいて存在していました. 写真が下手くそですが入り口はこんな感じ.
入り口に立っていた法被のお兄さんに,当日券はどこで買えますか,と聞いたところ,この入口から入った中で買えるとのこと. なおこの人達はよしもとの芸人さんっぽくて,お笑いのライブのチケットですか?と聞かれました. すいません,今日は違うんです.
この建物をぐるっと歩いてみると,なんとガラス張りになっていて外からホールが覗けます.ガラス越しだったので写真はうまく撮れませんでしたが…… 放送で見覚えのある選手たちの机,すり鉢状の客席,でっかいモニターが見え,一気にテンションが上ります.
なお,着いてから気づいたのですが,会場はアニメイトとかイシバシ楽器とかが入っているビルでした. ちゃんと調べてこのビルだってわかってたらスッと来れたかも.
入場
先輩と合流して改めて会場へ. 物販のカウンターで当日券を買います. 物販とは言っても,LJLのではなくて,よしもとの芸人さんたちのグッズが売られています.普段はお笑いの会場ですからね.
チケットについて
- 試合数が多い日は前売り3500円,少ない日は2000円.
- 当日券は前売りの300円増し.
- 当日券は学割アリ.
来場特典
会場に着くと,LINEアカウントとLoLのアカウントを紐付けることで,スキンが1つもらえました. いつもこのスキンなのか,行くたびに違うのかは知りません.
それから,チケットカウンターではLJLのマークが入った小さいクリアファイルとステッカーをもらいました.
また,ハッシュタグをつけてツイートするか,次回以降の来場チケットを提示することで,抽選会に参加できました. ティバーズ*1のクッションがほしかったですが,結果は3等のクリアファイル.これも種類がいつも同じなのか違うのかわかりませんが,ナーをもらいました.
この時点で結構得した気分.
なお,このエリアには自販機もありました.
会場の埋まり具合は,スカスカとは言わないけど満員には程遠い……くらい.来週以降のチケットはかなり売れてるということだから,2試合しかない日だし動員が少ないのかな,とか邪推してます.
GAME ON!!
放送でもおなじみのMC,タケトさんとkatsudionさんのよどみないMCでゲームが幕を開けます. 放送には乗らない会場とMCとのコミュニケーションもあって,だんだんと雰囲気も盛り上がってきます.
試合開始前の3人でのトークはあの位置で撮ってるんだ,とか, 放送席がめっちゃ近いぞとか,そういう試合外のところでも僕はテンションが上がっていました.
試合中も,おなじみの実況解説が会場内に流れているので,試合展開についていけないみたいな事態もなく,いつもどおりの観戦ができます. むしろ,盛り上がって声を出したり拍手したりしていいので,いつも放送で見てるより楽しいですね.
試合の様子は放送なり公式記事なりを見てもらうとして,感想です.
Rascal Jester VS Burning Core
試合が始まる前の選手同士のやり取りとか,そういうところも生で見れるのはいいですね. RJのTOP・alleycat選手の声がでっかくてずっと気になってた.RJはチーム内で楽しそうに話していて,仲がいいんだなあと思いながら見てました.
会場に来なきゃわからなかったのは,やはりゲーム中の選手同士のやり取り. 特にRJのチーム内でのやり取りが,バンピックでは英語,試合中は日本語とメンバーによって使い分けているのが面白かった.
以下,その他感想の箇条書き.
- RJのADC・scottlyk選手のドレイヴンピックで盛り上がった.
- しかしBCのJG・Once選手のLv2Gankで終わったかと思った.
- BCのSU・Mocha選手のアリスターがめっちゃうまかった.
- RJのJG・WyverN選手が強すぎて笑ってた.
V3 Esports VS Crest Gaming Act
俺以外の人が使うトリスターナはなんであんなに強いんだ…….
なんかの観戦記事で読んだんですが,選手のゲームプレイと大画面に映る観戦画面は数秒のずれがあるので,選手たちのコミュニケーションが活発化した少しあとにはだいたいビッグプレイが訪れます.
選手同士の声掛けは,「誰それがMIA*2!」「誰それを追い返した,体力残り3……いや,2割!」と,普段僕らがプリメイドチームで遊んでいるときとだいたい同じような内容でした. もちろん判断・情報の伝達はより的確で速いのだと思いますが,「俺達のプレイの延長線上に選手たちもいるのだ」と思えるて,ちょっと嬉しかったです.
最後の最後にスレッシュのランタンとスカーナーのULTのコンボが炸裂してめっちゃ面白かった. CGAのうまい集団戦が見れたのはとても良かった.
余談ですがリフトヘラルド召喚に失敗したときに解説・Revolさんのキレ芸がちょっと見れたのは嬉しかった. それにしても放送席に椅子があるのに2人とも立ったままだった気がするんだけど,なんでだろう…….
ファンミーティング
試合後には,その試合に出ていた選手たちと交流することができます. 惜しくも敗戦したBCのYutorimoyashi選手と握手してもらい,一緒に写真を撮りました.
(この日は)観客数が少ない・日本人特有の奥ゆかしさもあって,そんなに待たずに選手と触れ合えるのはいいですね.
総括
現地観戦の楽しさというのは,やはりその臨ン場感ンにあると思います. サッカーや野球の観戦と異なり,観客が応援するチームがくっきりと別れている印象はありません. そのため,試合開始時にはみんなで選手に声をかけ,ビッグプレイにはみんなで拍手を送り……という,画面越しでは味わえない臨ン場感ンを味わうことができました.
キルが生まれたりドラゴン・バロン・インヒビターなどの重要オブジェクトを獲得したりといった,ゲームが動いた瞬間には,実況が途切れるのを待って拍手. これだけでも十分楽しいです. やはりこういうのは郷に入っては郷に従え,周りの観客と一緒に拍手だけでもしてみると,来た甲斐があるなあと思えるのではないでしょうか.
LJL運営へ,言いたいこと
見てもらえるとは思ってませんが,一応ね.
言いたいのは一点,「当日券の有無は,どこかにリアルタイムで出しておいてほしい」ということ.
今の所,当日券の有無はTwitterで当日に一度だけアナウンスされています. Twitterで検索してみると,「当日券あるかどうかわからないしどうしよう……」みたいなツイートが散見されます. 現地観戦の心理障壁を引き下げるためにも,当日券があるならもっとアピールしたほうがいいと思います. というか普通に不便です.
おしまい
思ったより長い記事になってしまいました. ここまで読んでくれてありがとうございます.
少ないながらも盛り上がる試合の日に来られてよかったです. 連れてきてくれた先輩に感謝.
今度はDFM*3の試合がある日に行ってEvi選手と学ビィ!して来たいなあ.
では.