欧州遠征記 0日目-1
帰ってきた欧州シリーズである。
今回もまた、(正直しんどくてそんなに行きたくない)欧州出張について記すものである。
今回は学会参加のための渡航で、気合入れて単身で行くぜ!というわけではないので、多少気が楽ではある。移動に次ぐ移動という予定もないので、観光の余裕もあるだろう。
アタシ聞いてない!!
出発の前日、 昼間のうちに荷造りを終え、ぼーっと座ってると渡航がどんどん不安になってくるので、22時頃までLoLをプレイしていた俺は、背後から近づいてくる異常事態に気が付かなかった!
それは航空会社からのメールであった。
ana「明日お前が乗る飛行機、2時間遅れることになったから!じゃあの!!」
— 【畏】じゃがよこV2 (@potato_omom) 2018年6月30日
ぼく「2時間ってそれ乗り継ぎ先の飛行機が出る時刻やぞ???」
ということである。
とりあえず書いてある番号に即電話、そしてTwitterで海外旅行に詳しい人に相談しつつ対応をググる。
電話は、混み合っていて待ち時間は50分以上と、自動アナウンスがあった。まあそのくらいなら待てる。そう判断して待機を開始。
とりあえず、
- 前後してある他社共同運航便への振替を頼む
- 無理そうなら、乗り継ぎ先を遅い便に振り替えてもらい、ホテルの手配などについて相談する
という方針を立て、待つこと2時間。
なんと電話は2時間つながらなかったのである。
そこで、羽田空港に行く時間を1時間早めてカウンターに並ぶという判断をし、日付が変わる頃に就寝。
この時点でちょっと泣いた。
空港とスタッフと振替便
案の定というか、第一案は無理だった。
そこで、乗り換えを1回多くして、23時過ぎに目的地につくルートを提示された。一応空港から市内までは深夜もバスがあるので、そのルートを採用。
乗り換えの過酷度が跳ね上がってるけど、あとは予定通り飛んでくれさえすればいける、はずだ。
電話で予想はついたけど、窓口(というか多分バックヤードでの処理)が追いついてなくて、結構待った。
あと、遅延分のお食事券として空港で使える1000円分のクーポンをもらった。
とりあえず空港で飯を食ったりマッサージチェア使ったりして時間を使い、機内へと乗り込んだ。
そして機内へ
今回もGoogleドキュメントを使って機内でメモを取る。ANAのWi-Fiに気兼ねなく接続できる程度の財力がほしい。なんの躊躇もなく課金したい。
機内は結構スカスカな感じ。
うまいこと振り替えられた人たちだろうか。それともうまくはないけど振り替えたのだろうか。どっちにしろ通路側で隣がいないので、ラクラクである。
水の配布やフリードリンクがあることを見越して、あえて飲み物を買っていない。次の飛行機乗る前に没収されがちな気がするので。
日本時間14:47、離陸。ようやく。
さて、飛行機であるが、次の乗り換えが70分(だったかな?)である。
ここで入国審査があると思っていたのだが、どうも係員によるとここではないとのこと。それなら間に合うかもしれないが、国際線から国内線の乗り換えってどう考えても入国審査あるよね…?というのが心配。まあ荷物引き上げなくて良いので、空港をダッシュするかな……という気持ち。
離陸から1時間。日本酒おいしい。気を利かせて水もくれたのは素晴らしい。
LIFEを見てる。恵比寿にある暗いお店、行ってみたい。松虎?みたいな名前だった。
日本時間で21時半、点灯。
3時間くらいは寝た気がする。まだ眠いが。
努めて気分を明るく保つため、LIFE、アンガールズの単独ライブ、水曜どうでしょう、アメトーークなどを見ていた。あと麻雀のCPU戦をやってみたがAIがみんな鳴きまくってつまらなく感じた。負けたし。
軽食と飲み物をもらう。返す返すもミュンヘンでの乗り継ぎが不安なので、降りる前に絶対にトイレに行こうと固く決意する。ダッシュできるように。
あとあったことと言えば、テトリスの機内記録を塗り替えたくらい。
次回予告
やっとの思いでたどり着いた異郷で、待っていたのは衝撃だった。
さらなる試練が彼を襲う。
果たして彼は学会に参加できるのか。
次回、「ものすごくしんどくてありえないほどつらい」。
来週も、地獄に付き合ってもらう。