欧州武者修行記 6日目
本日は移動日です
出発地:エクス・アン・プロヴァンス(フランス)
目的地:オックスフォード(イギリス)
TGV
フランス国鉄の高速鉄道.新幹線みたいなもの.気がついたことを列挙.
駅
エクスのTGV駅はエクスの市街地からバスで15分程度離れたところにある. 結構トラップで,何度かこれに惑わされた.
駅は売店があるという情報を得ていたので,早速お昼を調達しに行ったのだが,雑誌とかとお土産類ばかりで,パン的なのが全然ないじゃない?となった.
構内にカフェがあったので,そっちでサンドイッチ(バゲットに生ハムとか挟んであるやつ)を購入.
通路を入れて3階建てで,2階は広めの待合室になっていた. カウンターで手元にライトもあるところと,ソファのところがあって,なんとどこも最低1口はコンセントがある.とんでもねえ,待ってたんだ. 前の記事はここで更新しました.
トイレ.駅のトイレ有料とかいう言説を聞いていたのだが,実物は初めて見た. 無駄にハイテクな感じの自動改札(?)で,クレジットカードをタッチするかコインを入れると入れる感じだった. 広くて綺麗だし,日本も交通ICカードで有料にすればいいのに……とか思ってしまう.まあこの駅は通勤客とかほとんどいないだろうから,数が少なくても許されるんだろう.日本では無理だと思います.
車内
2等車なんだけど,金額変わらなかったから1等にすればよかった.あとから気づいた.
- おもったより広々
- 座席の向きがまちまち
- テーブルは広い.13インチのMacbookProを置いて,かなり余裕がある.
- 無料Wi-Fiとコンセント(窓際のみ)がある.Wi-Fiは結構快適.
- バー車両とかもあるけど使わなかった.
少し寝ていたらあっさりつきました. 車窓の景色は,日本とは「田舎」の格が違うことを見せつけてくれました.
そしてパリ. 降りたら雪だったよ.
パリの地下鉄(メトロ)
メトロはスリとかに遭う可能性があるとなんかで読んだのでめちゃくちゃ警戒していた. 武装した警官が3人くらいであちこちに立っていて,普通にキョドった. 職質ってかすでに拘束されてるのかわからんけど,警官に囲まれてうなだれている人を2回くらい見かけた. 特にスマホもカバンにしまった状態になるべくしていた. 通路が薄暗くてちょっと嫌だったので,前の人にピッタリついていった.
チケットの購入だが,窓口を探したのに見つからなくて,しょうがないから券売機を使った. まさかのクレジットカードしか受け付けないという仕様で驚いた. パリのメトロは市内は基本的に一律料金なので,買うのは簡単. だが,乗り換えのときになんか詰まってるなと思ったら数人で検札していた.道の真中でやってたから抜き打ちなのかな.とりあえず切符を手渡して確認してもらった.
乗り換えた先のメトロはまたカオスだった. まず,乗った瞬間に大道芸的なやつが始まった. 地下鉄の車内でスピーカーからガンガン音を流して,歌って踊ってた. でもみんなガン無視していた. 終わってから紙コップ持ってお金集めに来たけどスルーした. あと途中ですげえ美少女が乗ってきて普通に動揺した. 降りる直前,犬を連れた女性が乗ってきた.普通に鎖で繋いでたけど吠えてたし,いいんだろうか,あれは.
なんにせよ何事もなく地下鉄の旅を終えられた. 面白かったのは車内アナウンスで,駅に近づくと駅名だけを言うのだ. 文字見てたらなんとなくわかる. 日本とかだと前置き(次は〜です)がつくので,慣れないと聞き取るのは大変そうだと思う. 一度だけ,降りるときに,仏語英語などにつづいて「足元にご注意ください」という日本語アナウンスがあった.
ユーロスター
チェックイン
とりあえずユーロスターのサインに沿って歩いていったところ,チェックインのゲートが見えて来た.1時間以上前のためか,全然混んでいなかった. チケットのバーコードでゲートを通過. 続けてフランス出国.パスポートを見せてほぼ何も聞かれずに通過.
続いて,恐れていたイギリス入国審査.厳しいと名高いので警戒していた. 何をしに行くんだ?居つ日本に帰るんだ?くらいの質問で通過. 特に帰りの切符とか見せろとかは言われなかった.
さらに荷物検査.と言ってもベルトコンベアのX線検査に流すだけ. 出てくるのに時間がかかったのでちょっと焦ったが,特に問題なし. 待合室に到達である.
待合室はWi−Fiもあって,電源もある. 売店とかカフェがいくつかある. トイレは無料だった.
車内
やっぱり2等だが,綺麗で明るい. ちょっと弱いと感じたがWi-Fiもある. 電源はやはり2席に1口.隣の人がスマホを充電していた. バー車両とか行ってみてもよかったが,荷物あるし窓際だしやめておいた. テーブルも十分に広いが,TGVのほうが広いかな?
全行程2時間半のうち,約1.5時間経過くらいで長いトンネルに入った. ドーバー海峡ってヤツっぽい.Wi−Fiは切れなかった. 時差の存在を忘れていたので,1時間半でつくのか〜とか思っていたが実際には2時間半だった.
当然のようにロンドンも雪だった.
イギリスの地下鉄
チューブってやつ? 雰囲気は非常に日本の地下鉄に似ている. 路線図が書いてある感じとか,車内アナウンスとか. 真似したんですかねえ.歴史は知りません.
特に問題なく乗車したんですが,降りるときに切符を入れてもゲートが開かず,オロオロしてたら係員がこっちに来いと手招きしてくれたので切符を見せたところ,通してくれました. なんだったんだろう.
イギリスの国鉄
快速的なやつだと思う. どうも指定席じゃなさそうだったので,予定より早い電車に乗ってみた. WI-FIが飛んでたくらいで,特筆すべきことは特にない.
ドアは,まず窓を下げて,外にあるレバーを開ける方式みたいでした. 先に降りる人が開けてくれた.
ようやくオックスフォードに到着. 雪だし……寒いし……ホテルに行ってみたら予約できてないぞとか言われるし……. とりあえずなんとかしてホテルにチェックインして,この日は終わりでした.お疲れ様でした.