欧州武者修行記 2–5日目

南仏滞在記

フランス編.

研究所に近いエクス・アン・プロヴァンスという街に5日ほど滞在しています. ここは観光地にもなっているようで,地球の歩き方にも載っている街です.

お金の話

道端というか建物の外壁に,おもむろにATMの機械が埋め込んであるのをよく見る. スキミングとかされないよな?と思ってしまうくらい無造作にATMがある.左右に小さな板がついていて一応目隠しにはなっているが,日本のように個室的だったり独立して置いてあったりはしない.

でも結構使っている人いたなあ.

しかしだいたいどこでもクレジットカードが使えるので,現金の出番は通勤バスに乗るときくらいなものだ(多分そのバスもやろうと思えばカード使える).

機械によっては言語選択ができるが,もちろん英語またはフランス語. 操作はだいたい,表示されている金額を確認して暗証番号を打って,緑のボタンを押すだけ.

ちなみにカードが使えなかったのは後述のコインランドリーだけ.

買い物の話

だいたいにしろフランス語の数字を覚えずに行ったので,大した買い物はしなかった. クレジットカードを使いたい意思を見せれば,とりあえず機械に表示される金額を見ることができるので,バスの運賃とかもそれで事足りた.

スーパーは,MONOPRIXというやや高級スーパーを2回ほど利用した. 基本的には食事と水(他で買うと高いがここでは0.5ユーロちょい)を買ったが,持ってきたスリッパが速攻で壊れたので折りたたみのトラベル用スリッパを探して買った.高級スーパーでよかった. フランスのスーパーのレジはちょっと面倒って聞いていたので身構えていたのだが,なんとセルフレジがあり,金額の把握もカードの利用も余裕だった.

いわゆるレジ袋はどうやったらもらえるかわからなかったけどとりあえず有料ということは知ってたので,買い物袋は持っていきました.

高級は高級なのだが,店の名前が入っている商品はいわゆるプライベートブランドで,少し安くなっていた.

食事の話

総じて高い. レストランに入るとだいたいメイン1皿で20ユーロ,日本円で2500円は硬い. パンは無料でついてくる.あとパンはうまい.

自分はちょっと胃がワインに弱かったのか,メインの肉で胃がもたれてしまったりしてちょっとしんどかった. ただ,エクス・アン・プロヴァンスの名を冠した赤ワイン,あれはめっちゃうまかった.ぶどうの味がした.

スーパーで弁当的なやつを買えないかな,と思って行ってみたときには,サラダっぽいやつとサンドイッチ(スーパーのプライベートブランド)を買った. 合わせて5ユーロくらい. ビネガーが苦手でちょっと苦戦したが,サンドイッチは問題なく美味しかった. f:id:potato_omom:20180316194515j:plain

水の話

ペットボトルの水500mLを何回か購入した. 空港で買ったら3.5ユーロ,ホテルのフロントで2ユーロ,スーパーで買ったら0.59ユーロだった. 研究所のウォーターサーバで無限に補給したのでそこまで痛い出費にはならなかったが,やっぱり空港とかだと死ぬほど高いなと痛感した.

硬水と軟水の違いで苦しむことがある,なんてよく聞いたが,意外と自分の胃は大丈夫だった. ただ時差とか毎食重いとかそういうのがいろいろあって別件で胃腸の不調に陥ったりしていた(気づいていないだけで水に負けているんだろうか?)

朝市

マルシェってヤツ? 火木土にやるのかな?研究所に行かないといけないときはいつもまだ準備中だったので,チェックアウトの日の朝に少し覗いてきた. ようやく楽しむ余裕が少しできてきた感じ.

野菜や果物,チーズを売ってるのが多いけど,所々にすごいのがある. たとえば一面に香辛料を広げている人.たとえば軽トラの貨物室が鶏を丸焼きにする専用になってるやつ. 買わないで写真撮るのは気が引けたので撮ってない.

あとは衣類とかバッグとかそういうのも売ってる人がいて,本当になんでも揃いそうだった.

洗濯の話

下着とかは基本的には宿でやっていたのだが,大物も洗いたかったので一度コインランドリーを使った. 滞在中ここだけ,クレジットカードが使えなかった.

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使い方が図解で書いてあってわかりやすい,いいところだった. 写真にある緑のバケツは勝手に使っていいやつっぽかったので使った.

コーヒーとかお菓子の自販機とか置いてあってガッツリ休める感じだった.夜だから使わなかったけど.

使い方

  1. 必要なら洗剤を買う.支払い機が1個だけあって,お金を入れて洗剤自販機の番号を押すと,洗剤自販機から洗剤が出てくる.自販機にはお金を入れるところはない.
  2. 開いている洗濯機に洗濯物を入れる.洗剤も入れる.洗濯機の番号を確認.
  3. 支払い機にお金を入れて,洗濯機番号を押す.3.6ユーロだったかな.
  4. 洗濯機のスタートボタンを押す.

だいたいこんな感じ.乾燥機も同じ感じ.10分1ユーロで使えた. 価格帯的には日本と同じくらいかな?

滞在して

みんな親切だし,空は広いし,町並みはきれいだし,楽しい滞在でした. 日本人の知り合いが居たというのもあるけど,あまり不自由せずに生活できました.

次は列車周りを書きます,多分.